PROFILE
ノルディックウォーキングSALC(サルク) は、佐賀県佐賀市でノルディックウォーキングの普及と地域の方々の健康増進を目的として、2019年から活動している団体です。2024年10月のGRANT登録以降、3つのプロジェクトを実施し、代表の松尾さんは現在、コーディネーター「さがボノ」のメンバーとしても活動の幅を広げています。
佐賀でノルディックウォーキングを広げたい
佐賀県佐賀市で、「ノルディックウォーキングSALC」の代表を務めています。 NPO法人日本ノルディックフィットネス協会の登録団体として2019年に立ち上げた団体です。当時は九州7県のうち佐賀県だけが団体登録がなく、「ぜひ佐賀でも始めてほしい」と声を受け、サポートを受けながら活動をスタートしました。
団体名は当初「ノルディックフィットネスさが」でしたが、活動内容がわかりにくいという意見があり、2025年1月に「ノルディックウォーキングSALC」に変更しました。「SALC(サルク)」は佐賀の言葉で「歩く」という意味があります。
ノルディックウォーキングは、ポールを使って歩く運動です。もともとはクロスカントリースキー(距離スキー)の夏期トレーニングとして始まりました。走る「ノルディックラン」やリハビリ目的など幅広い楽しみ方があります。ハードではないものの長距離を歩くため体力がつき、寒い時期から継続すると暑さにも強くなります。さらにポールを使うことで通常より速く歩け、最大1.5倍程度のエネルギー消費ができることが特長です。
日本に入ってきて約20年になりますが、九州ではまだ知名度が低いのが現状です。私はこの活動を広めたいという思いで、活動開始以来、毎週土曜日に欠かさず、ホームグラウンドである佐賀県立森林公園で活動を続けてきました。
団体名は当初「ノルディックフィットネスさが」でしたが、活動内容がわかりにくいという意見があり、2025年1月に「ノルディックウォーキングSALC」に変更しました。「SALC(サルク)」は佐賀の言葉で「歩く」という意味があります。
ノルディックウォーキングは、ポールを使って歩く運動です。もともとはクロスカントリースキー(距離スキー)の夏期トレーニングとして始まりました。走る「ノルディックラン」やリハビリ目的など幅広い楽しみ方があります。ハードではないものの長距離を歩くため体力がつき、寒い時期から継続すると暑さにも強くなります。さらにポールを使うことで通常より速く歩け、最大1.5倍程度のエネルギー消費ができることが特長です。
日本に入ってきて約20年になりますが、九州ではまだ知名度が低いのが現状です。私はこの活動を広めたいという思いで、活動開始以来、毎週土曜日に欠かさず、ホームグラウンドである佐賀県立森林公園で活動を続けてきました。
GRANTとの出会い
GRANTを知ったのは昨年9月です。佐賀市民活動プラザでの「プロボノ活用セミナー」に参加したことがきっかけでした。当時、私はプロボノという言葉は知りませんでしたが、団体をほぼ一人で運営していたこともあり、「ヒントになるかもしれない」という気持ちで参加しました。
このときのワークショップで団体の課題を書き出す中で、さまざまな問題が見えてきました。セミナー終了後、すぐに当日の担当だった、サービスグラントの佐賀県在住スタッフの横道さんに連絡を取り、そこからやり取りが始まりました。
当時、毎週の活動の参加者は常に5、6人で、このままでもいいと思う一方、「もっと広げたい。多くの方に参加して欲しい。」という思いもありました。ブログなどの情報発信をあまりしていなかったにもかかわらず、わざわざ調べて来てくださる方もいらっしゃいましたので「もしかしたら潜在的にノルディックウォーキングをやってみたい人がいるのでは?」と感じ始めていた頃でした。
「そもそもどのくらいの人がノルディックウォーキングを知っているのだろう?」という疑問が浮かんでいるなか、横道さんから「アンケートを取ってみたら?」という提案がありました。ちょうど還暦を迎えて、何か新しいことに挑戦してみようという気持ちが芽生えていたこともきっかけになりました。
自分たちは活動をよく理解している。でも、外から見ると知られていないという現実がありました。「何をしているかわからないから、参加しづらい」という壁があったのです。その気づきを得られたのは大きな収穫でした。
このときのワークショップで団体の課題を書き出す中で、さまざまな問題が見えてきました。セミナー終了後、すぐに当日の担当だった、サービスグラントの佐賀県在住スタッフの横道さんに連絡を取り、そこからやり取りが始まりました。
当時、毎週の活動の参加者は常に5、6人で、このままでもいいと思う一方、「もっと広げたい。多くの方に参加して欲しい。」という思いもありました。ブログなどの情報発信をあまりしていなかったにもかかわらず、わざわざ調べて来てくださる方もいらっしゃいましたので「もしかしたら潜在的にノルディックウォーキングをやってみたい人がいるのでは?」と感じ始めていた頃でした。
「そもそもどのくらいの人がノルディックウォーキングを知っているのだろう?」という疑問が浮かんでいるなか、横道さんから「アンケートを取ってみたら?」という提案がありました。ちょうど還暦を迎えて、何か新しいことに挑戦してみようという気持ちが芽生えていたこともきっかけになりました。
自分たちは活動をよく理解している。でも、外から見ると知られていないという現実がありました。「何をしているかわからないから、参加しづらい」という壁があったのです。その気づきを得られたのは大きな収穫でした。
アンケート作成のプロジェクト
最初に「ノルディックウォーキング」イメージ調査についてのアンケート作成」の募集記事を準備することになりました。横道さんには、GRANTのコーディネーター「さがボノ」として丁寧にサポートいただきました。公開後の最初の2週間は反応がなく不安もありましたが、その後「気になる」ボタンを押した方が数人現れました。そのうちの1人から具体的なメッセージがあり、オンラインでお話することになりました。
当日は、ノルディックウォーキングの全国での認知度や行政による調査例、SNS上での言及など、多くのデータを示され、「アンケートは非常に大変で、リストがなければ効果的に進められない」ことを説明いただきました。最終的には「既にあるデータを活かして、口コミなど身近な広報に力を入れてはどうか」という助言をいただき、結果として、アンケートのプロジェクトの実施は見送ることにしました。
その後もGRANTを通じて数名の方とやり取りしました。ある方は短期間でプレゼン資料を作り、ペルソナを提示してくださいましたし、別の方はマーケティングの専門家で、言葉の使い方や広報の工夫を指摘してくださいました。いずれも短いやり取りでしたが、多くのアドバイスをいただき、自分の考えを整理するきっかけになりました。
そうした中で「顔の見える活動が大切」という言葉に強く納得し、地域で身近に感じてもらえるよう会報誌の発行を始めました。現在も続けています。また、団体名も「ノルディックフィットネス」ではわかりにくいとの声を受け、このタイミングで「ノルディックウォーキングSALC」に変更しました。
さらに、佐賀県公式ウォーキングアプリ「SAGATOCO(サガトコ)」にイベントを登録できると知り、月に2回、定期的にイベントを掲載するようになったところ、参加人数が少しずつ増え始めました。今は夏場なので人数は落ち着いていますが、平均すると7、8人、多い時には10人以上が参加するようになりました。着実に参加者が増えてきたことを実感しています。
プロジェクトの実施には至りませんでしたが、GRANTを通じて外部の方とつながり、実践につながる成果が得られたと感じています。
当日は、ノルディックウォーキングの全国での認知度や行政による調査例、SNS上での言及など、多くのデータを示され、「アンケートは非常に大変で、リストがなければ効果的に進められない」ことを説明いただきました。最終的には「既にあるデータを活かして、口コミなど身近な広報に力を入れてはどうか」という助言をいただき、結果として、アンケートのプロジェクトの実施は見送ることにしました。
その後もGRANTを通じて数名の方とやり取りしました。ある方は短期間でプレゼン資料を作り、ペルソナを提示してくださいましたし、別の方はマーケティングの専門家で、言葉の使い方や広報の工夫を指摘してくださいました。いずれも短いやり取りでしたが、多くのアドバイスをいただき、自分の考えを整理するきっかけになりました。
そうした中で「顔の見える活動が大切」という言葉に強く納得し、地域で身近に感じてもらえるよう会報誌の発行を始めました。現在も続けています。また、団体名も「ノルディックフィットネス」ではわかりにくいとの声を受け、このタイミングで「ノルディックウォーキングSALC」に変更しました。
さらに、佐賀県公式ウォーキングアプリ「SAGATOCO(サガトコ)」にイベントを登録できると知り、月に2回、定期的にイベントを掲載するようになったところ、参加人数が少しずつ増え始めました。今は夏場なので人数は落ち着いていますが、平均すると7、8人、多い時には10人以上が参加するようになりました。着実に参加者が増えてきたことを実感しています。
プロジェクトの実施には至りませんでしたが、GRANTを通じて外部の方とつながり、実践につながる成果が得られたと感じています。
イベントのチラシとポスター作成のプロジェクト
次に検討したプロジェクトは「「ノルディックウォーキング」イベントのチラシ&ポスター作成」です。
今年度の佐賀市の補助対象事業に応募して採択され、ノルディックウォーキングのイベントを実施することになりました。採択が決まったのは3月で、チラシは当初からGRANTで募集しようと考えていました。
エントリーした方は「デザインより、前段階の広報戦略や情報整理が得意」とおっしゃっていました。私は広報に関する支援をいただけることが非常に嬉しかったので、デザインは後から考えることでもいいからぜひお願いしたいと思い、プロジェクトをスタートしました。 毎週ミーティングを重ねながら、ヒアリングを通して自分たちでは気づかない団体の良さや魅力を引き出していただき、団体の目標もより明確になっていきました。また、「チラシを作る前にやるべきことをできることから始めましょう」というアドバイスをいただき、内容を修正しながらブログを充実させていきました。
プロジェクトはプロボノの方から宿題をいただいてどんどん実践する形で進めて、最終的にはチラシの叩き台を作り、キャッチコピーを決めるところまで進めることができました。
当初は高齢者をターゲットに絞っていましたが、途中で「もう少し若い世代にも広げたい」と考えるようになりました。この件を相談したところ、「ターゲットを絞って進めてきたので難しいところですが、最後まで協力させていただきます」と快く受け入れてくださいました。
このプロジェクトを通じて、多くの学びと気づきを得ることができました。自分たちの色を強く出しすぎようとするあまり、少し方向性がずれてしまっていたことにも気づかされました。また、キャッチコピーの作り方や響く言葉の工夫、何をどこに配置するかなど、広報の基本を学ぶことができました。結果的に叩き台を仕上げてプロジェクトは終了しましたが、チラシ制作以上に多くの学びを得たプロジェクトでした。
支援募集記事:イベントのチラシとポスター作成
今年度の佐賀市の補助対象事業に応募して採択され、ノルディックウォーキングのイベントを実施することになりました。採択が決まったのは3月で、チラシは当初からGRANTで募集しようと考えていました。
エントリーした方は「デザインより、前段階の広報戦略や情報整理が得意」とおっしゃっていました。私は広報に関する支援をいただけることが非常に嬉しかったので、デザインは後から考えることでもいいからぜひお願いしたいと思い、プロジェクトをスタートしました。 毎週ミーティングを重ねながら、ヒアリングを通して自分たちでは気づかない団体の良さや魅力を引き出していただき、団体の目標もより明確になっていきました。また、「チラシを作る前にやるべきことをできることから始めましょう」というアドバイスをいただき、内容を修正しながらブログを充実させていきました。
プロジェクトはプロボノの方から宿題をいただいてどんどん実践する形で進めて、最終的にはチラシの叩き台を作り、キャッチコピーを決めるところまで進めることができました。
当初は高齢者をターゲットに絞っていましたが、途中で「もう少し若い世代にも広げたい」と考えるようになりました。この件を相談したところ、「ターゲットを絞って進めてきたので難しいところですが、最後まで協力させていただきます」と快く受け入れてくださいました。
このプロジェクトを通じて、多くの学びと気づきを得ることができました。自分たちの色を強く出しすぎようとするあまり、少し方向性がずれてしまっていたことにも気づかされました。また、キャッチコピーの作り方や響く言葉の工夫、何をどこに配置するかなど、広報の基本を学ぶことができました。結果的に叩き台を仕上げてプロジェクトは終了しましたが、チラシ制作以上に多くの学びを得たプロジェクトでした。
チラシデザインのプロジェクト(プロボノワーカーの自分で発掘!)
直前のプロジェクトでチラシの叩き台ができていたので、それを引き継いでデザインを仕上げてもらったのが次のプロジェクト「「ノルディックウォーキング」イベントチラシのデザイン」です。
文章とレイアウトは直前のプロジェクトで決まっていたので、構成やイラストをお願いしました。提案の都度、フィードバックし、3、4回やり取りを重ねながら理想の形に近づけていきました。イラストについても「こうしてほしい」と伝えると快く応じていただき、最終的に納得できる形に仕上げてもらうことができました。
エントリーした方は佐賀県の知り合いを通じて面識がある県内在住の方です。最初のプロジェクトを進めながらGRANTで募集することも考えていましたが、すぐに決まらない場合に備えて地元でも声をかけていました。その方がGRANTに興味を持ってくださり、登録してGRANTを通じて一緒に取り組む形になりました。
支援募集記事:イベントチラシのデザイン
文章とレイアウトは直前のプロジェクトで決まっていたので、構成やイラストをお願いしました。提案の都度、フィードバックし、3、4回やり取りを重ねながら理想の形に近づけていきました。イラストについても「こうしてほしい」と伝えると快く応じていただき、最終的に納得できる形に仕上げてもらうことができました。
エントリーした方は佐賀県の知り合いを通じて面識がある県内在住の方です。最初のプロジェクトを進めながらGRANTで募集することも考えていましたが、すぐに決まらない場合に備えて地元でも声をかけていました。その方がGRANTに興味を持ってくださり、登録してGRANTを通じて一緒に取り組む形になりました。
成果物(チラシ)
ブログ移設のプロジェクト
ブログは充実してきたのですが使っていたライブドアブログは広告が多く、会員から「特にスマホでは見づらい」と言われていました。今年の1月に団体名を変更したこともあり、WordPressに移行しようとサーバー契約まで進めていたのですが、忙しさもあって手を付けられないまま夏になってしまいました。
「自分でもできそうだけれど知識がないので時間がかかってしまう。専門の方であれば簡単に対応できる内容こそGRANTでお願いすればすぐにできるのではないか」と思いプロジェクト「livedoorブログからワードプレスへの引っ越し」を立ち上げました。
すぐに応募があり、「この内容でしたら無理なくできます」と言っていただけました。ミーティングをしてから、一気に作業を進めてもらい、プロジェクトは1週間以内に完了しました。
こうしてチラシ準備、チラシデザイン、ブログ移設と、これまでに3つのプロジェクトを終えることができました。
「自分でもできそうだけれど知識がないので時間がかかってしまう。専門の方であれば簡単に対応できる内容こそGRANTでお願いすればすぐにできるのではないか」と思いプロジェクト「livedoorブログからワードプレスへの引っ越し」を立ち上げました。
支援募集記事:livedoorブログからワードプレスへの引っ越し
すぐに応募があり、「この内容でしたら無理なくできます」と言っていただけました。ミーティングをしてから、一気に作業を進めてもらい、プロジェクトは1週間以内に完了しました。
こうしてチラシ準備、チラシデザイン、ブログ移設と、これまでに3つのプロジェクトを終えることができました。
社会参加オープナーとしての活動へ
今後は、自分がGRANTを使って体験して良かったことを、「社会参加オープナー」として周りに伝えていきたいと考えています。自分たちで活用する以上に他団体への支援にも力を入れたいと思い、コーディネーター「さがボノ」にも参加することで活躍の場が広がっているところです。
他の団体にGRANTを紹介する際は、いきなり「困りごとはありませんか」と尋ねるのではなく、まずは活動を知ることから始めます。その中で自然と課題が見えてくることが多く、「それならGRANTでこんなこともできますよ」とさりげなく伝えるようにしています。多くの団体は人手不足の中で活動していて何かしら困っていることがあるものです。
自分が直接対応できなくても、社会参加オープナーとしてつなぐことができればいい、その気持ちがあるからこそ声をかけやすくなりました。今後も少しずつですが、そうした形でGRANTを広めていきたいと考えています。
他の団体にGRANTを紹介する際は、いきなり「困りごとはありませんか」と尋ねるのではなく、まずは活動を知ることから始めます。その中で自然と課題が見えてくることが多く、「それならGRANTでこんなこともできますよ」とさりげなく伝えるようにしています。多くの団体は人手不足の中で活動していて何かしら困っていることがあるものです。
自分が直接対応できなくても、社会参加オープナーとしてつなぐことができればいい、その気持ちがあるからこそ声をかけやすくなりました。今後も少しずつですが、そうした形でGRANTを広めていきたいと考えています。
GRANTは四方よし!
GRANTに強く感じていることは「四方よし」という考え方です。近江商人の言葉で「三方よし」というものがありますよね。売り手よし、買い手よし、地域よしというものです。私はGRANTにはそれにもう一つ加わって、団体、支援者、コーディネーター、そして地域。この四つがそれぞれに良い循環を生み出していると感じています。
特にコーディネーターは、単に人と人をつなぐ役割だけでなく、自分自身の満足感や成長にもつながる存在だと思います。コーディネートを通じて人の輪が広がり、その中で自分自身も社会参加を深めていくことができます。そうした意味で、GRANTは四方にとって良い仕組みだと実感しています。
これからは、佐賀で出会った仲間とともにコーディネーター「さがボノ」というチームを広げていこうと思っています。佐賀市民活動プラザや県の機関とも連携しながら、GRANTを活用していきます。
自身もコーディネーターとして関わる中で、地域を越えて人と人がつながり、新しい動きが生まれていくことをとても楽しみにしています。半年後、あるいは1年後に、佐賀のチームがGRANTアワードに入賞できるような成果を出せたら嬉しいです。そのために、これからも取り組みを積み重ねていきたいと思います。
特にコーディネーターは、単に人と人をつなぐ役割だけでなく、自分自身の満足感や成長にもつながる存在だと思います。コーディネートを通じて人の輪が広がり、その中で自分自身も社会参加を深めていくことができます。そうした意味で、GRANTは四方にとって良い仕組みだと実感しています。
これからは、佐賀で出会った仲間とともにコーディネーター「さがボノ」というチームを広げていこうと思っています。佐賀市民活動プラザや県の機関とも連携しながら、GRANTを活用していきます。
自身もコーディネーターとして関わる中で、地域を越えて人と人がつながり、新しい動きが生まれていくことをとても楽しみにしています。半年後、あるいは1年後に、佐賀のチームがGRANTアワードに入賞できるような成果を出せたら嬉しいです。そのために、これからも取り組みを積み重ねていきたいと思います。