
【背景】
代表の兼松は、幼い頃から精神疾患を抱えた家族二人と生活を共にし、専門学校在学中にその一人の兄の自死を経験しました。
その後、ホームレス状態にある方へのボランティアや相談員として多くの方と出会う中で、自殺を考えるほどに追い込まれる人や、その周囲の人、自死遺族などをこれ以上増やしたくない、という強い想いを抱くようになり、悩み苦しんでいる方たちが少しでも心安らぐことのできる場所の必要性を強く感じ、「心の休憩処engawa」を立ち上げることとなりました。
【想い】
空間(開放的な縁側のある懐かしい平屋)と人(友人のような専門家や当事者)の力を活用し、正解やスピードを求められる社会の中で、内と外をつなぐ縁側のようなあいまいさやスローな時間も大切にしていきたい、という想いを持っています。
【活動内容】
精神的な不調を抱えている当事者やその家族、支援者に向けて、安心して過ごせる居場所を提供しています。主に3つの場でイベントを開催しています。
①engawa:のんびりした雰囲気の平屋で、有料と無料のイベントを開催しています。講師を招いてのイベントや、ボランティアが主催するイベントなど、多様な形式で行っています。個室での 個別相談や鍼灸マッサージ施術も受けていただいています。
②森林:我孫子市や都内の身近な公園や森にて森林浴体験、森林ダイアローグなどを開催しています。森林の中で五感を開くことにより、心身の深いリラックスにつながります。
③オンライン:状況に縛られずどなたでも参加しやすいように、無料でイベントを開催しています。動物のアバターで交流できるお茶会や芸術療法をベースとしたアートクラス、グラフィックレコーディングを用いた個別相談などを行っています。
精神的な不調による生きづらさを抱えた方ががんばらなくていい、ひと休みできる場を届けています。縁側のある平屋を活動拠点として、公園や森での森林浴体験、対話の会、ワークショップ、オンラインでのお茶会など、様々な形でイベントを開催しています。これまでのイベント開催数は122回、参加者数はのべ551名となり、場の必要性を強く感じています。今後は自宅と兼用している活動拠点を独立させ、常時開設している居場所として機能させることを目指しています。
【プロボノワーカー】として、【NPO法人設立のためのロードマップの作成】に関してご協力いただける方を募集しています。
2023年に任意団体として活動を始めて少しずつ認知が広がり、今後さらに活動を広げていける手ごたえを感じています。
しかし、任意団体のままでは、例えば助成金の申請や寄付金の獲得、他団体との連携など、思うように進まないと感じています。身近な仲間や関係者からの信頼は得られても、それ以上に活動を広げるには、客観的に組織の信頼度を上げる必要があると感じています。
そこで、団体としての組織基盤を固め、活動を発展させるために、NPO法人としての申請をしたいと考えています。
現在、10数名のサポートメンバーが在籍している中で、メンバー内でも法人化について共有しながら、協力を仰ぎ、進めていきたいと考えていますが、そのためのロードマップが必要だと感じています。「いつまでに、何を、どのように」進めていくのか、を一人で考えることに限界を感じているため、伴走しながら共につくり上げてくださる方を求めています。
NPO法人設立の申請までのロードマップ作成のために、伴走くださる方がいてくださればと思っています。
代表の特性上、順序立てたり、優先順位をつけることが苦手な面があるため、思考整理のお手伝いもお願いできたら幸いです。
NPOを立ち上げたご経験のある方はもちろん有難いですが、NPO法人やその設立にご関心がある方、団体の思いに共感いただける方、ぜひNPO法人化の一歩のサポートをお願いできたら嬉しいです。お待ちしています。
オンラインを想定していますが、対面も可能です。
活動のご見学も、可能です。
ホームページ | https://www.engawa9.com/ |
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